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反語

【基礎漢文講座:10講】疑問を押さえる

 こんにちは。

 「基礎国語ブログ」運営者、しんです。

 私は、大学時代3年間一斉授業・個別指導授業を担当し、担当した生徒の成績を最大30点あげた実績があります。

 私は大学3年の時、1か月間ベルリン(ドイツ)にあるゲーテインスティテュートにドイツ語の語学研修に行った経験もあります。

 今回は、「疑問を押さえる」について話して行きます。

基礎国語ブログ6

授業をしている講師「前回は、否定を押さえるについて話しました。否定と禁止の違いは、何だったかな

授業を受けている生徒「禁止は、命令。否定は、命令ではない

授業をしている講師「そうだよね。漢文の否定は、何種類あったかな

授業を受けている生徒「漢文の否定は、4種類あった。1つ目は、動詞・助動詞・形容詞・形容動詞を否定する不(弗)。2つ目は、非(匪)。3つ目は、名詞または名詞相当語句を否定する無(莫)。4つ目は、再読文字の

授業をしている講師「そうだよね。漢文の禁止は、何種類あったかな

授業を受けている生徒「漢文の禁止は、1種類あった。漢文の禁止は、

授業をしている講師「そうだよね。例えば、書は借るに非ざれば、読む能はざるなりは、否定と禁止のどっちが使われているか答えなさいと問題が出題されたとする。正解は、どうかな

授業を受けている生徒「書は借るに非ざれば、読む能はざるなりを見ると、非ざれと書かれている。非は、否定を表す。なので、正解は、否定



授業をしている講師「正解。漢文の否定表現は、何種類あるかな

授業を受けている生徒「うーん。英語の否定表現は、6種類あった。なので、漢文の否定表現も6種類かな」



授業をしている講師「残念ながら、漢文の否定表現は、6種類ではない。漢文の否定表現は、7種類ある。1つ目は、不・非・無・未を使う単純な否定。2つ目は、常不・倶未・必不を使う全部否定。3つ目は、不復・不常・不倶・不必を使う部分否定。4つ目は、不可・不能・不得を使う不可能。5つ目は、無不・莫非・非不・非無・不可不・不敢不・未嘗不・無~無・無~不を使う二重否定。6つ目は、不~不・・・、非~不・・・、無~不・・・を使う否定の条件と結果。7つ目は、無~無・・・を使う定の並列がある

授業を受けている生徒「なるほど」

授業をしている講師例えば、溥天の下、王土に非ざる莫しは、どの否定表現が使われているかな

授業を受けている生徒「溥天の下、王土に非ざる莫しを見ると、非ざる莫しと書かれている。莫非は、二重否定を表す。なので、正解は、二重否定

授業をしている講師「正解。ここまで大丈夫かな」

授業を受けている生徒「はい」

授業をしている講師「今回は、疑問を押さえるについて話します。早速だけど、疑問と反語の違いは、何かな

授業を受けている生徒「疑問は、「~か」のように質問する時に使う。反語は、他人に質問せずに答えを出す時に使う



授業をしている講師「そうだよね。漢文の疑問は、何種類あるか分かるかな

授業を受けている生徒「漢文の疑問は、2種類かな」

授業をしている講師「そうだよね。2種類の漢文の疑問は、何かな

授業を受けている生徒「1つは、乎を使う。もう1つは、疑問詞を使う

授業をしている講師「そうだよね。疑問詞を使う漢文の疑問は、何かな

授業を受けている生徒「1つ目は、理由・事物を問う。2つ目は、場所・理由を問う。3つ目は、人物・比較・選択を問う。4つ目は、人物について問う。原因・理由について問う何為。5つ目は、数量や程度について問う幾何(幾許)。6つ目は、手段・方法や原因・理由について問う何以。7つ目は、場所(起点)について問う何処。8つ目は、時間(時期)について問う何時。9つ目は、場所について問う何許。10つ目は、理由について問う何故

授業をしている講師「そうだよね。疑問の文の型と反語の文の型は、分かるかな

授業を受けている生徒「分からない」

授業をしている講師「そうだよね。疑問の文の型は、~+連体形+(か・や)。反語の文の型は、~+未然形+ん・んや

授業を受けている生徒「なるほど」

授業をしている講師例えば、牛羊何ぞ択ばんは、疑問と反語のどっちで使われているかな

授業を受けている生徒「牛羊何ぞ択ばんを見ると、択ばんと書かれている。択ばは、未然形。~+未然形+ん・んやは、反語を表す。なので、正解は、反語

授業をしている講師「正解。今回は、疑問を押さえるについて話しました。次回は、仮定を押さえるについて話します。お疲れ様でした」

授業を受けている生徒「はい。お疲れ様でした」

●まとめ
<漢文の否定表現について>
単純な否定→不・非・無・未を使う

全部否定→常不・倶未・必不を使う

部分否定→不復・不常・不倶・不必を使う

不可能→不可・不能・不得を使う

二重否定→無不・莫非・非不・非無・不可不・不敢不・未嘗不・無~無・無~不を使う

否定の条件と結果→不~不・・・、非~不・・・、無~不・・・を使う

否定の並列→無~無・・・を使う

<漢文の疑問の種類について>
乎を使う

疑問詞を使う

<疑問詞を使う漢文の疑問について>
→理由・事物を問う

→場所・理由を問う

→人物・比較・選択を問う

→人物について問う

何為→原因・理由について問う

幾何(幾許)→数量や程度について問う

何以→手段・方法や原因・理由について問う

何処→場所(起点)について問う

何時→時間(時期)について問う

何許→場所について問う

何故→理由について問う

<疑問の文の型と反語の文の型について>
・疑問の文の型→~+連体形+(か・や)

・反語の文の型→~+未然形+ん・んや

基礎国語ブログ2

【基礎古文講座:11講】疑問を押さえる

 こんにちは。

 「基礎国語ブログ」運営者、しんです。

 私は、大学時代3年間一斉授業・個別指導授業を担当し、担当した生徒の成績を最大30点あげた実績があります。

 私は大学3年の時、1か月間ベルリン(ドイツ)にあるゲーテインスティテュートにドイツ語の語学研修に行った経験もあります。

 今回は、「疑問を押さえる」について話して行きます。
基礎国語ブログ5

授業をしている講師「前回は、否定を押さえるについて話しました。否定を表すパターンは、何だったかな

授業を受けている生徒「否定を表すパターンは、4つのパターンがあった。1つ目は、助動詞ず・じ・まじ。2つ目は、副詞え~ず・え~じ・え~まじ。3つ目は、副詞さらに・つゆ・いと。4つ目は、助詞で

授業をしている講師「そうだよね。禁止を表すパターンについても話しました。禁止を表すパターンは、何だったかな

授業を受けている生徒「禁止を表すパターンも4つのパターンがあった。1つ目は、終助詞な。2つ目は、副詞・終助詞な~そ。3つ目は、助動詞べからず。4つ目は、形容詞なかれ

授業をしている講師「そうだよね。例えば、古文の文にいとあかうもあらずと書かれていたとする。いとあかうもあらずは、否定と禁止のどっちで使われているかな

授業を受けている生徒「いとあかうもあらずは、否定として使われている」

授業をしている講師どうして否定として使われていると考えたのかな

授業を受けている生徒「否定として使われていると考えた理由は、助動詞ずが使われているから

授業をしている講師「正解。過去の助動詞き・けりの違いについても話しました。き・けりの違いは、何だったかな

授業を受けている生徒「きは、経験過去。けりは、伝聞過去

授業をしている講師「そうだよね。助動詞つ・ぬの使い方についても話しました。助動詞つ・ぬの使い方は、何だったかな

授業を受けている生徒「助動詞つ・ぬの使い方は、3つあった。1つ目は、完了。2つ目は、確述。3つ目は、並列

授業をしている講師「そうだよね。完了の助動詞つ・ぬの違いについても話しました。つ・ぬの違いは、何だったかな

授業を受けている生徒「つは、自分の意識と関係がある動作の完了の時に使う。ぬは、自分の意識とは関係ない動作の完了の時に使う

授業をしている講師「そうだよね。助動詞たり・りの使い方についても話しました。助動詞たり・りの使い方は、何だったかな

授業を受けている生徒「助動詞たり・りの使い方は、2つあった。1つは、完了。もう1つは、存続

授業をしている講師「そうだよね。例えば、古文の文に風吹きぬべしと書かれていたとする。風吹きぬべしは、助動詞の使い方は、どのように使われているかな

授業を受けている生徒「風吹きぬべしで今回使い方を判断する助動詞は、。べしは、推量を表す助動詞。なので、ぬは、確述として使われている」



授業をしている講師「正解。ここまで大丈夫かな」

授業を受けている生徒「はい」

授業をしている講師「今回は、疑問を押さえるについて話します。早速だけど、疑問の勉強をしなくても、古文の文章を正しく押さえることはできるかな

授業を受けている生徒「疑問の勉強をしなかった場合、古文の文章を正しく押さえることはできないんではないかな」

授業をしている講師どうして疑問の勉強をしなかった場合、古文の文章を正しく押さえることはできないと考えたのかな

授業を受けている生徒「疑問の勉強をしなかった場合、古文の文章を正しく押さえることはできないと考えた理由は、古文の文章で疑問が使われていていたとしても、疑問が使われていることに気がつかないで古文の文章を読んでしまうからかな

授業をしている講師「正解。疑問の勉強をする時、反語を押さえることで、疑問も押さえやすい。疑問と反語の違いは、何かな

授業を受けている生徒「うーん。疑問は、「~か」のように質問する時に使う。反語は、分からない」

授業をしている講師「そうだよね。例えば、自分で考え事をしている時を考える。自分で考え事をしている時、他人に質問しているかな

授業を受けている生徒「自分で考え事をしている時、他人に質問せずに答えを出している

授業をしている講師「そうだよね。他人に質問せずに答えを出すことを反語と言う」

授業を受けている生徒「なるほど」

授業をしている講師「古文において疑問を表すパターンは、2つある。疑問を表すパターンの2つの中の1つは、係助詞や~連体形。もう1つは、係助詞か~連体形

授業を受けている生徒「なるほど」

授業をしている講師「古文において反語を表すパターンも2つある。反語を表すパターンの2つの中の1つは、係助詞やは~連体形。もう1つは、係助詞かは~連体形

授業を受けている生徒「なるほど」

授業をしている講師例えば、梅や咲かむと書かれていたとする。梅や咲かむは、どのように使われているかな

授業を受けている生徒「梅や咲かむは、係助詞やは~連体形が使われている。なので、疑問として使われている」

授業をしている講師「正解。今回は、疑問を押さえるについて話しました。次回は、仮定を押さえるについて話します。しっかり復習してね。お疲れ様でした」

授業を受けている生徒「はい。お疲れ様でした」

●まとめ
<古文の疑問を表すパターンについて>
係助詞や~連体形

係助詞か~連体形

<古文の反語を表すパターンについて>
係助詞やは~連体形

係助詞かは~連体形

基礎国語ブログ2