こんにちは。
「基礎国語ブログ」運営者、しんです。
私は、大学時代3年間一斉授業・個別指導授業を担当し、担当した生徒の成績を最大30点あげた実績があります。
私は大学3年の時、1か月間ベルリン(ドイツ)にあるゲーテインスティテュートにドイツ語の語学研修に行った経験もあります。
今回は、「上・下点を押さえる」について話して行きます。

「前回は、一・二点を押さえるについて話しました。一・二点とは、何だったかな」
「一・二点とは、3種類ある返り点の中の1つで、2語以上離れた2語を前後逆の順番で読む文法」
「そうだよね。例えば、悪事千里ヲ行クとなるように悪事 行ク 千里ヲに一・二点を付けなさいと問題が出題されたとする。正解は、どうかな」
「悪事 行ク 千里ヲを見ると、2語以上離れた2語を前後逆の順番で読むと分かる。2語以上離れた2語を前後逆の順番で読む文法は、一・二点。なので、正解は、悪事 二行ク 一千里ヲ」
「正解。今回は、上・下点を押さえるについて話します。早速だけど、上・下点とは、何かな」
「上・下点とは、3種類ある返り点の中の1つで、一・二点がある部分を挟んでさらに上に返って読む文法」
「そうだよね。上・下点と一・二点は、どっちを先に読べば良いかな」
「分からない」
「上・下点と一・二点では、一・二点を先に読べば良い」
「なるほど」
「例えば、下有 二好ム 漚 一鳥ヲ 上者は、どのように読めば良いかな」
「下有 二好ム 漚 一鳥ヲ 上者を見ると、一・二・上・下と書かれている。文字の左に書かれているのは、返り点。一・二点は、3種類ある返り点の中の1つで、2語以上離れた2語を前後逆の順番で読む文法だった。上・下点とは、3種類ある返り点の中の1つで、一・二点がある部分を挟んでさらに上に返って読む文法だった。また上・下点と一・二点では、一・二点を先に読べば良かった。なので、正解は、漚鳥ヲ好ム者有」
「正解。今回は、上・下点を押さえるについて話しました。次回は、能動態と受動態を押さえるについて話します。お疲れ様でした」
「はい。お疲れ様でした」
●まとめ
「基礎国語ブログ」運営者、しんです。
私は、大学時代3年間一斉授業・個別指導授業を担当し、担当した生徒の成績を最大30点あげた実績があります。
私は大学3年の時、1か月間ベルリン(ドイツ)にあるゲーテインスティテュートにドイツ語の語学研修に行った経験もあります。
今回は、「上・下点を押さえる」について話して行きます。















●まとめ
<上・下点について>